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韓国人が日本語を学ぶときに出てくる「い形容詞・な形容詞」

韓国人が日本語を勉強するときに出てくる言葉が「い形容詞」「な形容詞」

日本語で言う形容詞は「い形容詞」、形容動詞は「な形容詞」と言います。

なんで「い形容詞」と「な形容詞」と言うかというと、例えば「かわいい」という形容詞は「かわいねこ」、「きれいだ」という形容動詞は「きれいひと」というように、名詞の前に付くとそれぞれ「~い」「~な」になるからです。

「い形容詞」と「な形容詞」に分ける理由は文法が異なるからです。

い形容詞な形容詞
かわいいきれいだ
かわいいきれいな
かわいかったきれいだった
かわいく描くきれいに描く
かわいいけどきれいだけど

い形容詞とな形容詞の区分ができてないと「きれいかった」「きれいけど」「かわいだけど」みたいになります。

韓国人が学ぶ日本語の文法や韓国語の特徴を知っていたら、韓国人が共通して間違う癖がちょっと理解できたりします。

日本人が韓国語を学ぶ時も同じです。

好きは「좋다(チョッタ)」「좋아하다(チョアハダ)」の両方使います。

チョアヨとかチョアヘヨって聞いたことある人も多いですよね。

そこで日本人が良く間違うのは「~が好き」と言いたいときに「~ガ チョアヨ(~가 좋아요)」ではなく「~ガ チョアヘヨ(~가 좋아해요)」と言ってしまうことです。

좋아하다(チョアハダ)を使う時は「가/이(ガ/イ)」ではなく「를/을(ルル/ウル)」を使わないといけません。

좋아하다の場合は「好き」と訳すと「~が」に引っ張られるので、「~を」となるように「好む」と覚えておく方が分かりやすいんですよね。

こんな感じで少し文法を知ってると間違う理由が分かって面白いです。

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