一つ前のブログに、バスを降りようとしてるベビーカーのお母さんへの声のかけ方が分からなかった話を書いたけど、階段を上り下りしようとしている大きな荷物を持った女性へ声をかけたことは今まで何回かあった。
記憶に残ってるのは韓国での話。
電車を降りて階段を上ろうと前を見たら、持ち手の壊れたスーツケースを持って階段を上ろうとしている大学生くらいの女の子が見えた。
「持ちますよ」って言ってスーツケースを抱えて持ってあげた。
女の子が「汚いのに…」って申し訳なさそうな感じで言ってきた。
「大丈夫ですよ」とか言いながら階段を上がってたけど、普段運動しないから体力が無くなりすぎてて結構息が切れた。
格好悪いから息が切れてるのがバレないように平静を装ったけど。
持って上がると、女の子が「何か飲み物でも…」と気を使って言ってくれたけど「大丈夫ですよ」とその場を去った。
きっとその女の子の記憶には”駅の階段で荷物を持ってくれて颯爽と去っていったカッコいい男の人に出会った”という素敵な思い出になってる事だろう。
ふっふっふっ。良いことすると気分が良い。
いや言いたいのはそれじゃなくて、よく考えたら外国の子には「持ちましょうか?」じゃなくて「持ちますよ」ってストレートに言っていた。
何でだろう。
自分が大胆で積極的だったんだろうか。
韓国ではお年寄りに席を譲ろうと声をかけた時に素直に座ってくれる人ばかりだった。
お手伝いの声を掛けたら素直に受け入れてくれると分かってたからだろうか。
日本人は人によっては気を使われたりするのが嫌だったり遠慮する人もいるから、自分が大胆になれず少し引き気味に声をかけていたような気がする。
「手伝いしましょうか?」か「手伝います」、どちらで聞いて欲しいか一般的な統計が気になる。