代替服務と社会服務要員について。
簡単に調べてみたものを共有します。
もしも詳しい方で間違っている部分があればXの方に教えてください。
社会服務要員
社会服務要員は兵役判定検査(兵役義務がある人の状態を検査して、徴兵できるかどうかとか徴兵時にどの方面に服務させるかなどを判定する検査)で、補充役となった人たちが代替服務をする制度です。
補充役は元々は現役兵があふれた時に別の服務をさせて、現役兵の席が空いた場合や数が足りなくなった時に召集する兵役の種類だったようです。
今はその目的とは異なって身体的・精神的問題で現役服務が困難な人に義務的に課す代替服務として運用されています。
社会服務要員も基礎軍事訓練を受けますが、申請で除外できることもあるようです。
服務期間は1年9ヶ月。
社会服務要員という名前よりも「公益」で呼ばれることの方が多いです。
代替服務
代替服務は社会服務要員だけではありません。
他にもさまざまなものがあります。
産業技能要員
指定された産業の会社に勤務。
現役兵で2年10ヶ月、補充役で1年11ヶ月。
専門研究要員
政府の決める学科・専攻分野で修士以上の学位を取得した人などが対象です。
指定された研究所に勤務することになります。
期間は3年。
代替服務要員
良心的兵役拒否といって宗教の理由や個人の信念で兵役を拒否する人が対象です。
刑務所や拘置所で勤務するようです。
期間は3年。
それぞれ細かく色々と条件があったり、時代によって期間も変わったりするので難しいですね。
他にも代替服務に含まれるものがあると思いますが、大まかに言うとこういった感じなのではないかと思います。