ハングルの文字の数は少なく、日本語の「ひらがな・カタカナ・漢字」のようにものすごい数の文字を覚える必要がないので文字を覚えるのは簡単な方だと思います。
今回は濃音と言われるやつなんですが、日本語では発音する時にあまり意識しない音じゃないかなと思います。
까 → ッカ
따 → ッタ
빠 → ッパ
싸 → ッサ
짜 → ッチャ
発音のポイント
イメージとして「前に何か文字がついてる」ことを最初は意識してみると良いかもしれません。
例えば「까(ッカ)」の場合は「悪化(あっか)」の発音を意識します。
「あっか」の発音を意識すると「あ」の発音の後、少し息が止まるというか詰まるような感じが分かると思います。その息が詰まった状態から「カ」の発音をします。
つまり「あっか」を発音しようとして「あ」を発音しなければ良いんです。
同じように「따」は「バッタ」とか「빠」は「菜っ葉」とか。
「싸」は「てっさ」とか「짜」は「抹茶」とか。
まぁそんな感じで前に文字があるイメージで発音すれば大丈夫です。
慣れたら自然とそれらしい発音できるようになると思います。
単語の紹介
아빠 → お父さん(パパみたいなイメージ)
오빠 → お兄ちゃん(女性が使う場合)
가짜 → 偽物
「오빠(オッパ)」は女性が使う言葉です。男性が使う場合は「형(ヒョン)」という別の言葉があります。なので妹が兄に「お兄ちゃん」と言う場合は「오빠(オッパ)」、弟が兄に「お兄ちゃん」と言う場合は「형(ヒョン)」を使います。
知ってる人もいると思いますが、韓国では日本と違って本当のお兄ちゃんじゃなくても「오빠」「형」を使います。
例えば親しい先輩や、よくあるのが男性アイドルを年下の女性ファンが「オッパ」と呼んでます。
日本人の男性にとって、この距離感の近さがちょっと嬉しいと思う人も多分いるんじゃないかな。韓国人って日本人よりも人と人との近さというのがある気がしますね。
ちなみに女性がお姉ちゃんと言う場合は「언니(オンニ)」、男性がお姉ちゃんと言う場合は「누나(ヌナ)」です。